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2017年6月10日 (土)

「副教科」っていう言い方の落とし穴

英・数・理・社・国の5教科を「主要5教科」。それ以外の「音楽、保健体育、美術、技術家庭」の4教科を「副教科」っていう言い方をすることがある。

この言い方をすると、「副教科」は優先順位的に5教科より低いもの。と受け取ってしまうことがあるよね。
だから、期末テストで「時間がなかったから、副教科はあまり勉強できなかった」っていう人が出てくる。つまり「5教科以外は手を抜いても大丈夫」って考えるんだろうね。
でも、これってすごい思い違いだよ。
なぜかというと・・・通知表には、どの教科も最初に「意欲・関心」の項目がある。いわゆる主要5教科と同じように4教科にも当然ある。だから優先順位の低いものと考えて手を抜いていると、後で痛い目に遭う。
それは・・・入試の「調査書」には、通知書9教科の合計点が記されていくので、「副教科」だからと手を抜いて「意欲・関心」が低いと調査書に記載される得点が低くなってしまい、入試の際に不利になる。ということ。
入試では1点の差で合否が決まることがあるので、一つでも調査書で点数を下げてしまうとそれだけで他の人より遅れてしまうことになる。せっかく入試前に一生懸命に勉強しても、調査書で他の人より得点が低かったら・・・
もうすぐ期末テスト。英・数・理・社・国以外の科目も「計画的」に勉強して自己最高得点を目指すこと。
副教科だから手を抜いていい。なんて絶対に考えないこと。いいね!!

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