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2008年4月 4日 (金)

塾に行く理由

塾に行く人のほとんどはきっと「歯医者さん」に行くときの気分

と似ているのではないだろうか…

「行かなくて済めば行きたくはない。でも行かなければ・・・」

でも歯医者さんと決定的に違っているのは、歯は痛いところが

はっきりしているもの、こちらはどこが痛いかわからないことが多い

点だ。

「どこがわからないのかわからない・・・」

この「症状」のときは歯医者さんというより「内科」の治療に似てくる

のかも・・・。

でも、尋ねてくる人は「歯医者さん」に行くときのように"悪いところを

ガーッと削って。穴を埋めれば良くなる"と思いこんでいる人が多い。

どこが悪いのか、学習習慣なのか、基本的理解なのか、どの単元なのか

などなど見極めてから学習していかないといけない。何よりも、患者が

医者の言う通りを生活習慣を改めたり、薬をきちんと飲んで「治そう」

としなければならないように、勉強も自分で行動する意思がないとなかなか

伸びない。口を開けて悪いところをガーーーッと削ってもらうのを待つだけ

では伸びないのだ。

ただどこがわからないかわからない人も「数学が苦手」とか「英語が」

という教科の特定はできるので、その教科をわかりやすく教えていか

なければならないのは言うまでもない。

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