環境②
ちょっとご無沙汰していました。
子どもがやる気を出すための環境を考えるその②です。
以前面白いことを聞きました。
難関校に進学した子ども達を調べてみると、自分の部屋で勉強する
子が案外少なかったらしいのです。
キッチンのテーブルや居間で勉強していたらしいのです。
結局子どもが安心していられる場所=お母さんや家族の息づか
いを感じるところで勉強していたというのです。
よく脳についてα波とβ波の話を聞きますが、リラックスしている
状態(α波)はいわゆる受動体勢が出来ていて学んだことを吸収
しやすい状態だそうです。
一方β波は、例えば草食動物が肉食動物から追われているとき
によく出ているそうですが、周りの情報をシャットアウトして、ひた
すら身を守るために行動するのに役立つようです。
つまり緊張状態でβ波が出ているときには勉強しても脳がなかな
か受け付けない状態なので頭に入りにくいと考えることができます。
・・・・・・
と考えると家族の気配を感じる場所ーキッチンのテーブルや
居間での勉強が子どもにとってきわめてリラックスできる場所で
実は頭に何かを入れるにはもってこいの環境だと分かります。
ただし、この時テレビの音がガンガン出ていたら・・・・、勉強ど
ころではありませんよね。
そこで家族にもできることがあります。
せっかく家族がリラックスし勉強できる場所があるのですから
そこを最大限に生かさない手はありません。
子どもが勉強するとき、ちょっとテレビを消して、同じ居間で
本や新聞を読んだり、また居間でなくても趣味のために没頭
する時間をとってみてはどうでしょう。
確かに1日の仕事の後ですので思いっきりリラックスしたいの
ですがテレビの力を借りなくてもリラックスする方法が何かある
のでは・・・。
親が見せる後ろ姿は口で「勉強しなさい」と言うよりも何倍も効く
と思うのです。
ちょっと偉そうですみません。
自戒を込めて書かせていただきました。
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コメント
久々にやってきましたー。
ラウルことNT君です。
…それにしても、コメントの更新が少ないですね。(ぁ)
閑話休題、もうすぐ後期考査なんですけど…ちょっと苦しい状況です。
厚かましいでしょうけど、先生方の手助けを借りてもいいですか?
返事を待ってます。
投稿: ラウル | 2007年6月18日 (月) 22時05分