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2006年10月14日 (土)

伸びる子から学べること

昭栄中の生徒たちの結果が返ってきつつある。毎回テストで

自己新記録をとり続けている子がいる。250人中20番台まで

上がってきた。この子の場合、ただ勉強するというのではなく

絶えず工夫している。「どうしたら自分の成績が上がるか」

無意識に考えてやっている

今回ついにこの子は、公民のテストで100点満点を取った。

彼の公民テスト対策は一風変わっていた。

まず教科書のテスト範囲をすべてコピーする。

そして単元の流れの中で要点だけを切り抜きそれを少し小さ

なノートに「系統立てて」張っていくのだ。特に大切なところには

色をつけたりちょっとした解説をつけたり・・・。楽しそうではあった。

その後、塾でみんなに渡している、「ずばり!そっくり模試」をこなし

練習する。

結構いけるだろうと思ってはいたが100点まで取れたということは

彼が作った要点ノートが「ツボ」をはずさす、要点を確かについた

ものになっていたことを意味する。

この子はこれからもっと伸びていくだろう。まず「読解力」があること、

加えて「自分で」工夫して絶えず改善を加えているからだ。

そしてもうひとつ。性格が素直。「もっと他のほうがいい」こんな言葉

を発したことがない。与えられたものをきちんとこなす。その上で

工夫を加えていくのだ。

もし今君が伸び悩んでいるなら、今僕が書いた子の特徴と自分の

どこが違っているのか比べてみるといい。うまくいっている人のよい

ところを取り入れるのは「成長の近道」になるからだ。

伸びるために、君には今何ができる?

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