伸びる子から学べること
昭栄中の生徒たちの結果が返ってきつつある。毎回テストで
自己新記録をとり続けている子がいる。250人中20番台まで
上がってきた。この子の場合、ただ勉強するというのではなく
絶えず工夫している。「どうしたら自分の成績が上がるか」
無意識に考えてやっている。
今回ついにこの子は、公民のテストで100点満点を取った。
彼の公民テスト対策は一風変わっていた。
まず教科書のテスト範囲をすべてコピーする。
そして単元の流れの中で要点だけを切り抜きそれを少し小さ
なノートに「系統立てて」張っていくのだ。特に大切なところには
色をつけたりちょっとした解説をつけたり・・・。楽しそうではあった。
その後、塾でみんなに渡している、「ずばり!そっくり模試」をこなし
練習する。
結構いけるだろうと思ってはいたが100点まで取れたということは
彼が作った要点ノートが「ツボ」をはずさす、要点を確かについた
ものになっていたことを意味する。
この子はこれからもっと伸びていくだろう。まず「読解力」があること、
加えて「自分で」工夫して絶えず改善を加えているからだ。
そしてもうひとつ。性格が素直。「もっと他のほうがいい」こんな言葉
を発したことがない。与えられたものをきちんとこなす。その上で
工夫を加えていくのだ。
もし今君が伸び悩んでいるなら、今僕が書いた子の特徴と自分の
どこが違っているのか比べてみるといい。うまくいっている人のよい
ところを取り入れるのは「成長の近道」になるからだ。
伸びるために、君には今何ができる?
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