記憶について考える ②
先回に続いて記憶について考えてみましょう。今回は「短期記憶」
について考えます。
一番短い感覚記憶に次ぐ記憶が今日考える「短期記憶」です。
この短期記憶は一番短い「感覚記憶」と記憶の定着した状態で
ある「長期記憶」の中間に位置し、時にこの2つの記憶状態の
橋渡しをするものです。よって「短期記憶」は一時的な記憶シス
テムで、保持時間は15~30秒位だといわれています。
ここに記憶のヒントが隠されています。つまり15~30秒で記憶した
と思った後にもう1度確認してみることです。最も手軽な方法は
記憶した1分後にもう1度だけチェックしてみること。
この時点で記憶していれば君の記憶は「短期記憶」の域を出つつ
あるということになります。「短期記憶」の状態の時に繰り返し覚え、
覚えたと思ったらその1分後にもう一度チェック。こうして一つ一つ
を確実に「長期記憶」に変えていくのです。
ほんのちょっとしたことですが、きっと君の役に立つはず。今度の
期末テストの時に是非試してみてくださいね。
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