「学ぶ」って何だ?!
何かの話しで「学ぶ」という言葉は「まねる」→「まねぶ」→「まなぶ」
と変化していったと聞いたことがある。真偽については不明だがでも
この変化は確かに「学び」の真理をついていると思う。
つまり、「学ぶ」ということは「まねる」から始まっていると言うことなのだ。
そして、決して「まねる」ことで終わらずに発展していくと言うこと。
たとえで考えてみたい。文字通り「ものまね」を職業とする人を思い浮か
べてほしい。私の勝手な想像かもしれないが「ものまね」をするために
演者はまず・・・・・・
①対象をよく観察する。そう穴があくほど・・・
②その特徴や何よりも本質を掴む。
③鏡を見ながら納得するまで練習する。←つまり検証しながら改良して
いくということ。
④さらにアレンジを加えて面白くする。
という具合ではないだろうか。
考えてみると「ものまね」はただまねるだけではなく、そこから特徴を引き出し
アレンジを加えて「オリジナル」の「ものまね」へと進化していく訳だがその作
業は、まさに「学ぶ」につながっている。
例えば、数学を勉強するとき、きっと君は
①まず例題をよく見る。そしてその意味が分かったら・・・
②その例題をまねて練習問題を解く。
さあ、「まなぶ」になるのはここからだ。
③もう一度何も見ずに問題が解けるかどうか確認する。←検証
④そして、そこまでが大丈夫だったらさらに類題を解いていき完全にできるよう
になるまでもっていく。
そう。ここまで来れば君は、学習の意図する段階まで達し「まねる」が「まなぶ」
になったといえる。この作業は問題によってはきわめて困難なものになる。でも
一つ一つをていねいにこなしていくとき「学力」を本当に身につけていくことに
なるんだ。
さあ!!!FIGHTダーーーーーーーーー!!!
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