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2006年2月19日 (日)

コーチとティーチャー①

集団塾で5年、個別塾になって15年が過ぎた。最近個別指導も市民権を得た、

と言うより個別指導花盛りだが、子供の成績向上という点から見ると「個別指導」

より「集団授業」のほうが成績が伸びやすい。どの塾長たちに聞いてもほぼ同じ

意見だ。

「集団」は集団意識の中でみんなと一緒に高いレベルへと向上しやすいのだ。

パーテーションで仕切られた中でこつこつやるだけよりも集団が伸びやすいと

言うのは、もともと人間が「社会生活・集団」を作って生きていく生き物だからな

のだろう。

じゃあ「個別」はだめなのか?決してそうではない!ただ、分からないところを

ティーチングするだけの個別では伸びないと言うことなのだ。「分からないところを

教える」「付きっきりで教える」と言うだけの個別が多いため平均的に比べると

「個別」が「集団授業」に劣ってしまっているのだ。一般に「個別」は教えることだけで

完結してしまっている。                              一般に、

個別指導(家庭教師を含む)の講師は自分が上手に解くことはもちろん得意である。

感心させる解き方を知っている。しかし、それは多くの場合子供の学力向上には

結びつきにくい。確かに子供に「ああ!そうなんだ」と納得させることは非常に重要だ。

しかし、もっと大切なことは子供の性格、状態を見てのばせるように指導するコーチ

役だ。日本では、コーチもティーチャーもみな「先生」と呼ばれるために役割が混同

されてしまっている気がする。

コーチあるいはプロデューサーと言っても良いかもしれない。つまり子供の学力向上

をプロデュースしていく必要がある。ただこのコーチ役が子供の成長の鍵になるので

個別の場合、誰がどのように担っているのかよく確認しておく必要がある。

続きはまた後日・・・・。

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