リニューアルした店で
先日、カミさんと某レストランに行った。そこは以前老舗の喫茶店として知られていた店で座席数は80近くあり伝統ある店だった。
今回そこがリニューアルオープンして「洋風レストラン」となり再出発。「これは行かねば!」ということで行ったわけだ。表はレンガ造りで扉は大きく古い木の扉。以前のままの威厳のあるたたずまい。さまざまなランチセットがあり、これが飲み物&デザートつきでなんと800円。いやびっくり!!内容も800円にしてはなかなかで二人とも満足・・・・。のはずだったのだが「・・・・残念」と思わせてしまうところがあった。
「お水」。僕は水をよく飲むほうなのだが、ここのお水サービスはすごかった。初めてだった。まず一杯僕が飲み干したところで女性マネージャーさんが「お水どうぞ」といって親切に注ぎ足してくれた。「どうもありがとう」(なかなか親切だなぁタイミングもいいし)といった後ほんの10秒ほどでエプロンをつけたお姉さんがかけてきてあわてて注ぎ足す。きっとマネージャーさんに注意されたのだろうなぁ・・って思って一口水を飲むとまたすぐに来て注ぎ足す。「えっ?!これってお水のわんこそば状態!?」と思いつつ何気なく水を口にするとやはりすぐにお水。「すごい!すごすぎる!!」。
でもこれって一生懸命サービスしてくれているのだから、まぁありがたいかなぁって思ったもののやっぱりサービスも過剰になると・・・。(だってその後お水呑むのが怖かったし・・・)
でも本当に残念だったのはお店の雰囲気。家具や調度品はしっとりと洋風で落ち着いているのだが、とにかくうるさい。おばちゃんたちの声のボリュームの大きさにちょっと参ってしまった。室内の作りが反響しやすいことも影響しているのだろう。でもあのうるささは室内の作りだけのせいではないようだ。
「客層」のせいではないだろうか。(って僕もその客層に入っていたのですが・・・)800円でボリュームと味がよく飲み物・デザートつきしかも建物はおしゃれ。おばちゃんたちが飛びつかないはずはなかったのである。
あの料理なら1,000円以上でも客はつくと思うのだが・・・。うーん、恐るべしおばちゃんたち。今後あのお店のカギはおばちゃんたちと女性マネージャーに握られているような気がする。
「値ごろ感」と「客層」これは塾についてもまったく同じことが言えるようだ。他業種から学べ!!うん。
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