大失敗!
昨夜、家庭教師を生業にしている友人とちょっとした話し合いがあり、その後彼の家まで車で送った。その後の出来事である。
友人の家は市内のはずれにあり、回りには畑や田んぼが数限りなくあり、農道が張り巡らされているかのようにある。
夜11時半をすぎ彼を送った後、来た道を引き返していたつもりだったのだが、知らない間に農道を走っていた。「やばい!」あたりは真っ暗で、道は車一台分の幅しかない。「行けるところまで行って途中でUターンしよう。」そう思いながらしばらく進んでいるがなかなかUターンできそうなところもない。
遂に目の前が行き止まりになり、その両側は砂利道。「あ~とうとう行き止まりかこの砂利道に入って車の向きをかえよう」そう考え砂利道を左折しそのままバック。後ろには同じ砂利道があるはずであった。
「よし。バック終了!もと来た道をひきかえそう。」としたその時。いくらふかしても前に進まない!!おかしい!!
すぐに車を降り確認。「うわー。田んぼにおちてるぅぅぅぅぅぅぅ。」
そう。砂利道だと思っていたところは極端に狭い歩道のようになっており僕のエスティマ君がとても入れる幅ではなかったのだ。後ろの左タイヤが完全に落ち前のタイヤもかろうじて浮いている状態。あーあ。
友人に電話してきてもらおうとしたのだが、今いる自分の場所が分からない。あたりはとにかく真っ暗で一番近くにある農家らしき家はすでに暗くご就寝の様子。現住所を知ることもできない。万事休す。しかし、遠くに洋服屋の看板は見える。目印はそれしかない。
友人には「洋服の○○がま正面に見えるところ」としか言いようがなく心細い時間を過ごしていると、なんとその友人は私の車のライトを見つけたどり着いてくれた。「すごい!Mさんすごい!」その後結局JAFに来てもらったのだが、その間友人の暖かい車の中で待たせてもらった。
とっても寒くて心細い夜だったが、本当に星がきれいだった。
Mさんの友情に感謝。
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