学(がく)というもの
学(がく)というものは
進まざれば必ず退く。
ゆえに日に進み、月に漸(すす)み、
遂に死するとも
悔ゆることなくして、
はじめて
学というべし。
吉田松陰 「講孟余話」より
くーー。いい言葉ですよね。「学」について考えその生涯をささげた人だからこそ出てきた言葉ではないでしょうか。
わずか2年半の間に日本の歴史に残る人々をしかも庶民の中から輩出できたのは、人を動かす言葉の力を持っていた人だからこそ。またその力を知り実践していた人だからこそできたように思います。人は前進しなければやがて必ず後退しだすというこの言葉は、机上のみの学問だけではなく実践する学問だからこそいえる言葉だと思います。
今、私の教室ではこの言葉を額に入れて子供たちの眼にとまるようにしています。
しかし、子供たちよりもむしろ自分に対する戒めの言葉として毎日自問自答しています。この松陰先生の言葉について自分なりの感想があふれるほどあるのですが、ブログが長いと読みづらいと言う子供たちの苦情が出てしまうので今日はここまでにしておきます。あなたは吉田松陰の言葉を見てどう感じましたか?
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
最近のコメント